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Googleアナリティクス

自分のWebサイトのアクセス状況を把握していない方は割と多く見受けれます。
アドスクエアではクライアントさんご自身でGoogleアナリティクスを見るように提案しています。

そこで今回はよく質問される基本用語「ページビュー」「セッション」「ユーザー」の説明をしていきたいと思います。
これらの3つはアナリティクスによる測定を行う上で、基本的な指標となりますのでしっかり理解しておきたい基本用語です。

基本用語その一「ページビュー」

ページビューは英語でPage Viewといい、よくYouTubeなんかでPV数と聞くことがあるのではないかと思います。
GoogleアナリティクスにおけるPVは、ウェブサイト内の特定のページが開かれた回数を表し、ウェブサイトがどのくらい閲覧されているかを測るための最も一般的な指標です。
一言でいうと「ウェブサイトに訪れたユーザーが見たページ数」です。
PVはサイトに訪れて、更新をしたりページを戻ったりした場合もカウントされます。

1人のユーザーがウェブサイト内のページを10ページ閲覧して、ブラウザを閉じた場合10PVなります。
Googleアナリティクスの期間設定を1ヶ月とし、その期間で300PVという表示だった場合、あなたのウェブサイトは300ページ分開かれたということになります。

基本用語その二「セッション」

セッションとはユーザーがウェブサイトに訪れた回数を示します。訪れた人数ではないところがポイントです。

お気に入りのウェブサイトなんかは何度も訪問したりしますよね。先ほどのPVの例と組み合わせると、
1人のユーザーがウェブサイト内のページを10ページ閲覧して、他のウェブサイトを閲覧しにいきました。
また、最初に見ていたウェブサイトに戻ってきた場合、セッション数のカウントは2となります。

ネットショッピングをする際にAmazonを見て価格ドットコムを見て、またAmazonに戻った場合、
Amazon側のセッション数は2となる。といったような形です。ユーザーが見たページ数などは関係ありません。

基本用語その三「ユーザー」

ユーザーの数は計測期間内で重複していないユーザー数を数値化したものになります。
ユーザーはブラウザのCookieで算出されています。なので基本的にユーザー数はウェブサイトに訪れた人数と思っていて良いでしょう。(厳密に言うと正確な人数ではない。あとで説明します。)
先ほどの例と組み合わせてみましょう。

1人のユーザーがウェブサイト内のページを10ページ閲覧して、他のウェブサイトを閲覧しにいきました。
また、最初に見ていたウェブサイトに戻ってきたとしても、ユーザー数は1となります。
ウェブサイトを閲覧し、ブラウザを閉じて一ヶ月後にまたウェブサイトを閲覧した場合、ユーザー数はカウントされません。
ユーザー数≒ウェブサイトに訪れた人数

ユーザー数が厳密に言うと正確ではないと前述しましたが、これはブラウザのCookieで算出しているという観点から、
ユーザー数が5だった場合、5人とは限らない場合があります。
例えば、
Safariでウェブサイトを閲覧、次にGoogle Chromeでウェブサイトを閲覧した場合、
同一人物でもユーザー数は2とカウントされてしまいます。
1人にユーザーがパソコンでウェブサイトを見て、今度はスマートフォンでウェブサイトを見て、
次はタブレットでウェブサイトを見て・・・なんてことがあると思います。この場合ユーザー数は3とカウントされてしまいます。
といったようなことがあるので、参考にするレベルで見ておいた方が良いです。

 

今回は基本的な3つの基本用語を説明しました。これらの用語を理解していないとチンプンカンプンになってしまうので、しっかりと抑えておきたいですね。実際にアクセス解析をする際はこれらの3つの指標の数値を見ることによって目標の設定や改善点を見つけることが出来ます。アナリティクスは深く解析することも出来ますが、まずはこの基本指標だけでも理解し。自分たちのウェブサイトがどのくらいのアクセスがあるのかを把握することが大切です。

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